螺鈿蒔絵箱「夏至」
らでんまきえばこ「げし」 高さ 9 x 幅 9 x 奥行 17.5 cm / 2004年松崎 森平 (まつざき しんぺい)
1981 -- 漆芸
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 6
日本伝統工芸展を中心に、漆芸の伝統装飾技法である「螺鈿」「蒔絵」を駆使し、作品発表を行う。これまでの伝統に無い現代的な感性は、日本工芸会が開催する公募展、日本伝統工芸展や東日本伝統工芸展においての複数の受賞など高く評価される。また近年では、現代絵画の公募展であるFACE2019日本興亜美術賞における優秀賞、オーディエンス賞受賞と、伝統工芸だけにとらわれず、幅広い分野での作品制作を行っている。 2009年から2019年までは母校の助手と講師を歴任し、指物、挽物(轆轤)、乾漆といった造形技術などを後進に指導するほか、アジアをはじめとする各国の国際交流活動や、地域連携などの社会活動へも参加、指導を行う。2011年より日本文化財漆協会岩手県植栽地担当理事として、日本産漆樹の植栽活動も積極的に行っている。2021年より沖縄県立芸術大学漆芸分野の専任講師として赴任し、沖縄県那覇市で制作活動を行う。
作家の詳細を見る作品詳細
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分野漆芸
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材質漆、桧、貝、銀粉、青金粉、顔料
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サイズ高さ 9 x 幅 9 x 奥行 17.5 cm
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発表年2004
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桐箱付属
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サインあり(作品、桐箱)
この作品の技法
漆絵 (うるしえ)
色漆を使って絵を描く表現が漆絵です。最も古い時代に生まれた基本的な装飾表現です。
螺鈿 (らでん)
螺鈿はアワビや夜光貝、白蝶貝などの貝がらの輝いた部分をうすくして使います。「螺」は巻き貝をさし、「鈿」にはかざるという意味があります。螺鈿は、1300年ほど前に中国大陸から伝わった技法で正倉院の宝物にも見ることができます。
受賞情報
- 東京藝術大学原田奨学基金原田賞