乾漆蒟醬合子「森閑」

かんしつきんまごうす「しんかん」 高さ 12.5 / 径 34.5 cm / 2017年
非売品
オーダー制作、購入可能な作品など
  • 漆芸
  • 価格帯 お問合せください
  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 12

作品について

森の中に佇んでいると時が止まったような静けさの中に、土の匂い、水の音、生物の気配、葉擦れの音、風の肌触りを感じることができます。潤いが満ちてくるような心境を作品に込めました。

作品詳細

  • 分野
    漆芸
  • サイズ
    高さ 12.5 / 径 34.5 cm
  • 発表年
    2017
  • 限定
    一点物

この作品の技法

乾漆 (かんしつ)

粘土で形を作り、その形を石こうで型にします。型に麻布を必要とする厚さに漆で貼り重ねて、型からはずして形を作ります。その後、さらに漆を塗って仕上げます。
麻の繊維は漆がしみこむと強くなるので、丈夫で自由な形を作るのに適しています。

蒟醤 (きんま)

模様の彫り方は、線で彫る、点で彫る、またはそれらを組み合わせた彫り方の大きく3種類があり、蒟醤剣という特殊な彫刻刀を使います。

この作品の入選情報

  • 第64回 日本伝統工芸展 (2017)
  • 入選
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写真:乾漆蒟醬合子「森閑」
乾漆蒟醬合子「森閑」 藪内 江美
非売品