乾漆蒟醬箱「佐保姫」

かんしつきんまはこ「さほひめ」 高さ 13.5 x 幅 30.0 x 奥行 19.3 cm / 2022年
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  • 漆芸
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  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 12

作品について

織物をイメージした横線の彫り方で蒟醬を施し、春の霞をテーマに制作しました。奈良に佐保山という山があり、佐保姫の伝説があります。佐保姫は春をつかさどる女神で、霞の衣を織り、春霞の衣を纏っています。

作品詳細

  • 分野
    漆芸
  • サイズ
    高さ 13.5 x 幅 30.0 x 奥行 19.3 cm
  • 発表年
    2022
  • 限定
    一点物

この作品の技法

乾漆 (かんしつ)

粘土で形を作り、その形を石こうで型にします。型に麻布を必要とする厚さに漆で貼り重ねて、型からはずして形を作ります。その後、さらに漆を塗って仕上げます。
麻の繊維は漆がしみこむと強くなるので、丈夫で自由な形を作るのに適しています。

蒟醤 (きんま)

模様の彫り方は、線で彫る、点で彫る、またはそれらを組み合わせた彫り方の大きく3種類があり、蒟醤剣という特殊な彫刻刀を使います。

この作品の入選情報

  • 第69回 日本伝統工芸展 (2022)
  • 入選
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写真:乾漆蒟醬箱「佐保姫」
乾漆蒟醬箱「佐保姫」 藪内 江美
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