乾漆蒟醬箱「あかねさす」
かんしつきんまばこ「あかねさす」 高さ 16.0 cm / 2011年- 漆芸
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 12
作品について
畦道や木々はシルエットになり、霞んだ空気や水を湛えた田が夕日に染まる。刻々と変化していく光と影のコントラストが印象に残る棚田の情景を表現しています。
作品詳細
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分野漆芸
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サイズ高さ 16.0 cm
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発表年2011
この作品の技法
乾漆 (かんしつ)
粘土で形を作り、その形を石こうで型にします。型に麻布を必要とする厚さに漆で貼り重ねて、型からはずして形を作ります。その後、さらに漆を塗って仕上げます。
麻の繊維は漆がしみこむと強くなるので、丈夫で自由な形を作るのに適しています。
蒟醤 (きんま)
模様の彫り方は、線で彫る、点で彫る、またはそれらを組み合わせた彫り方の大きく3種類があり、蒟醤剣という特殊な彫刻刀を使います。
