穏やかな春の山道で出会う風景、ひっそりと咲く可憐な春蘭の花を伏せ彩色を施した白蝶貝で表し、木々の間から差す日の光を朱の乾漆紛の上に透け漆を塗った溜塗の技法で表現しました。心安らぐ一時をお伝えできればと思います。
分野 | 漆芸 |
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発表年 | 2021 |
制作期間 | 2年 |
サイズ | 高さ10.2 x 幅20.7 x 奥行12.6 cm |
材質 | 白蝶貝、鮑貝、金紛、銀粉、麻布、木 |
展覧会 | 第62回石川の伝統工芸展 |
サイン | 箱、作品サイン有 |
取り扱い方法 | 直射日光、乾燥、高温、水没不可 汚れが付いた際は、埃等を傷がつかないように払いのけてテッシュペーパーにアルコールを含ませ軽くふき取り、柔らかな布で乾拭きしてください。 |
備考 | 箱付き |
大角 裕二 Yuji Okado
里山、里海で出会った心動かされる自然の風景を鈿螺、金、銀粉などの様々な材料を用いて、長い時をかけて発達してきた蒔絵技法にさらに工夫を重ねて創作