初夏の晴れた日、密集した竹林の中へ足を踏み入れて見ると
葉の隙間から差し込む光が竹の幹と同化し天空から青い光が降ってくるようでした。
その時の感動を作品で表現しました。
竹の幹は伏せ彩色を施した白蝶貝、鮑貝、夜光貝を色味を考慮し貼り付けてあります。
蓋を取ると身の側面に竹林の中を飛び回る雀を描いてあります。
分野 | 漆芸 |
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発表年 | 2021 |
制作期間 | 2年 |
サイズ | 高さ14 x 幅18.1 x 奥行11.7 cm |
材質 | 白蝶貝、夜光貝、鮑貝、金紛、銀粉、チタニュウ紛、麻布、木 |
展覧会 | 第39回日本伝統漆芸展 |
受賞 | 奨励賞熊本県伝統工芸館賞受賞 |
サイン | 箱、作品サイン有 |
備考 | 箱付き |
大角 裕二 Yuji Okado
里山、里海で出会った心動かされる自然の風景を鈿螺、金、銀粉などの様々な材料を用いて、長い時をかけて発達してきた蒔絵技法にさらに工夫を重ねて創作