松本 法子
乾漆蒟醬箱「行く夏に」 カンシツキンマバコ「ユクナツニ」
- 漆芸
- 2015年発表
- 高さ14.7 x 幅25.6 x 奥行13.4 cm
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分野 | 漆芸 |
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発表年 | 2015 |
サイズ | 高さ14.7 x 幅25.6 x 奥行13.4 cm |
展覧会 | 第62回日本伝統工芸展 |
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乾漆
粘土で形を作り、その形を石こうで型にします。型に麻布を必要とする厚さに漆で貼り重ねて、型からはずして形を作ります。その後、さらに漆を塗って仕上げます。
麻の繊維は漆がしみこむと強くなるので、丈夫で自由な形を作るのに適しています。
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蒟醤
模様の彫り方は、線で彫る、点で彫る、またはそれらを組み合わせた彫り方の大きく3種類があり、蒟醤剣という特殊な彫刻刀を使います。
松本 法子 Noriko Matsumoto
東南アジアから伝わった技法、蒟醤を制作している。蒟醤は、漆の表面に蒟醤剣で文様を彫り、その部分に色漆を埋め、乾いたのちに余分な色漆を研ぎつけて、表面を磨いて仕上げる技法である。植物や自然の風景などを繊細に表現し、抒情的な世界を求めている。