孝史

籃胎存清盛器「恵みの小枝」 ランタイゾンセイモリキ「メグミノコエダ」

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分野 漆芸

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    竹は編んで形を作るのに適しています。竹を細く割り表側の皮をはがして漆を塗り重ねます。竹で作ったものは軽くて丈夫なのが特徴です。

孝史 Takashi Tsuji

写真:辻 孝史

曽祖父から三代に渡る、香川では数少ない蒔絵師の家に生まれ育った私は、自然に高校・短大と漆芸の道に進みました。それを誰より喜んでくれた父を病で亡くした後、太田儔(ひとし)先生に師事させて頂き、籃胎蒟醤(らんたいきんま)を学びました。 その中で自分は、父の彩色蒔絵と太田先生の籃胎技法を融合させた独自の作品を作ることが、生涯の課題だと思うようになりました。