築地 久弥
乾漆朱塗蓋物「時のまにまに」 かんしつしゅぬりふたもの「ときのまにまに」
- 漆芸
- 2012年発表
- 高さ13.0 x 幅24.0 x 奥行22.0 cm
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リュウキュウキョウチクトウという植物の種をモチーフに造形しました。蝋色仕上げといって磨きを施しています。内が黒漆、外が朱漆で塗りあげています。
分野 | 漆芸 |
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発表年 | 2012 |
サイズ | 高さ13.0 x 幅24.0 x 奥行22.0 cm |
展覧会 | 第59回日本伝統工芸展 |
受賞 | 日本工芸会奨励賞 |
取り扱い方法 | 外光の入る部屋での長時間の展示は禁物。直射にいたっては厳禁。 |
備考 | 箱付き |
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乾漆
粘土で形を作り、その形を石こうで型にします。型に麻布を必要とする厚さに漆で貼り重ねて、型からはずして形を作ります。その後、さらに漆を塗って仕上げます。
麻の繊維は漆がしみこむと強くなるので、丈夫で自由な形を作るのに適しています。
築地 久弥 Hisaya Tsukiji
常に自然界の形象に畏敬の念を抱き、それらを作品に反映させることを心がけている。曲線や曲面を植物など自然界に存在する形象を取り込み造形する。その形も漆に置き換わり美しさを増幅するよう造り上げていく。その様な作業が私の作品として生まれる。