金銀銅杢目金 飾箱

きんぎんどうもくめがね かざりばこ 高さ 9.0 x 幅 22.0 x 奥行 9.0 cm / 2007年
非売品

林 美光 (はやし びこう)

1937 -
  • 金工
  • 価格帯 お問合せください
  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 4

金属工芸の世界では硬質素材(ステンレス等)の鍛金作家として高い評価を受けてきましたが、近年では江戸時代に端を発し一度は失われた技法を自身が現代に再現した金を含んだ杢目金、「金銀銅杢目金」に取り組み、精力的に制作を行っています。  金銀銅杢目金は、金を主体とし、銀、銅、赤銅などの素材の板を数十枚交互に重ねて積層し、高温の炎のなかで溶着、さらに鍛金、掘孔、鍛圧(鍛延)を繰り返しながら板状にし、幽玄な杢目模様を浮き立たせるという世界的にも例を見ない秀麗な金属素材です。当時は刀装具等の装飾金具として使用されましたが、現在の作品は茶道具、花器、飾箱等、現代に合わせたデザインとして創作されています。

作家の詳細を見る
写真:金銀銅杢目金 飾箱
金銀銅杢目金 飾箱 林 美光
非売品