分野 | 陶芸 |
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発表年 | 2018 |
材質 | 磁器土 |
展覧会 | 第46回伝統工芸陶芸部会展 |
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白磁
白磁は、陶磁器の原料になる岩石を粉にしてできた白色の粘土に透明な釉薬をかけてつくります。中国・宋時代の代表的なやきもので、日本でも江戸時代初頭から九州の有田地方で制作が始まりました。色絵や染付の素地としても用いられています。
北川 智浩 Tomohiro Kitagawa
磁器素材を用い、主に白磁と桃白磁(とうはくじ)の仕事をしています。白磁は北海道の冬の自然(氷柱、氷、雪など)をモチーフに、より冷涼でシャープな形を求めています。桃白磁と名付けた技法<白磁素地に金属を象嵌し、その金属と釉薬が焼成での反応を経てピンクとグレーを発色する>では、柔らかく温か味のある作品を目指しています。