方稜硯
ほうりょうけん 高さ 4.8 x 幅 23.4 x 奥行 23.4 cm / 2019年雨宮 彌太郎 (あめみや やたろう)
1961 -- 硯
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 8
硯は単に墨をするための道具ではなく、墨をすりながら心を鎮め、自分と向き合うためのものである。 硯を「精神の器」ととらえ、そこに現代の表現としての可能性を感じている。 素材を生かしたシンプルな「かたち」の中に、現代彫刻としても成立しうる造形を追求している。
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分野硯
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サイズ高さ 4.8 x 幅 23.4 x 奥行 23.4 cm
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発表年2019
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限定一点物
この作品の技法
硯 (すずり)
硯は、筆を使って文字を書くための墨をする用具で、墨をすりながら心を落ち着かせる大切な文房具でもあります。材料の石から硯となる形に大まかに切り出し、長い柄のノミを使って、墨をするたいらな部分や墨がたまるくぼみを彫って形を作ります。完成した形に漆やロウを塗って仕上げます。
山梨県の雨畑石(粘板岩)や山口県の赤間石(輝緑凝灰岩)、愛知県の鳳来寺石(頁岩、粘板岩)などが代表的な石です。
入選情報
- 第66回 日本伝統工芸展 (2019)
- 入選