黒柿蘇芳染拭漆有線寄木象嵌箱「遙」
くろがきすおうぞめふきうるしゆうせんよせぎぞうがんばこ「はるか」 高さ 17.5 x 幅 12.4 x 奥行 12.4 cm / 2016年作品詳細
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分野木竹工
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サイズ高さ 17.5 x 幅 12.4 x 奥行 12.4 cm
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発表年2016
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限定一点物
この作品の技法
指物 (さしもの)
木目の組み合わせを考えて、木を正確に切ることが第一歩です。木を削ったり彫ったりして、つぎ手と呼ばれる凸と凹の部材をつくり、それらを直角に組み合わせて箱などの作品をつくります。金属のクギなどを使わないで組み立てることが、指物(さしもの)の特徴です。
木象嵌 (もくぞうがん)
木象嵌は作品の胎(ボディ)を彫り、違う種類の木や金属、貝などを嵌め込んで模様をつける装飾技法です。
拭漆 (ふきうるし)
拭漆とは、木地の表面に薄く漆を塗って仕上げる技法です。へらなどで漆を塗って綿布で摺り込み、余分な漆を和紙やきれいな布で拭き取ります。この工程を何度も繰り返すことで、木目がくっきりとし木肌も深みを増します。
入選情報
- 第63回 日本伝統工芸展 (2016)
- 入選