萩茶碗
はぎちゃわん 高さ 9.0 / 径 12.5 cm / 2016年新庄 貞嗣 (しんじょう さだつぐ)
1950 -- 陶芸
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 6
1657年、大津郡深川村三ノ瀬の焼物所が新設されたとき、藩命で惣都合〆を任じられた山村平四郎光俊に従って萩から移住した弟子筋の一人、赤川助右衛門の家系(明治になって新庄と改姓)に生まれ育った。 1977年に東京藝術大学大学院彫刻専攻を修了、京都市工業試験場での研修を経て帰郷。1983年には日本工芸会正会員に。その当初は、量塊感を追求した陶筥や、空間表現を器物の造形に取り込んだ台皿など、彫刻的視点に立った大型作品を制作していたが、平成以降は深川萩の伝統性を喚起する茶陶の制作を研究。簡潔な碗成りや輪形(りんなり)の茶碗に優れた作例が多く、茶人のみならず陶芸愛好家や研究者の声価も高い。
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分野陶芸
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サイズ高さ 9.0 / 径 12.5 cm
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発表年2016
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限定一点物
この作品の技法
萩焼 (はぎやき)
萩焼は山口県萩市、長門市、山口市を中心に作られている陶器です。大道土(だいどうつち)、金峯土(みたけつち)、見島土(みしまつち)など茶陶に適した土を使ってつくられます。絵付けなどの装飾はほとんどおこなわれず、土の風合いが魅力のひとつです。
入選情報
- 第63回 日本伝統工芸展 (2016)
- 入選