書画方硯「洗月」

しょがほうけん「せんげつ」 高さ 4.8 x 幅 18.5 x 奥行 26.5 cm / 2015年
販売済
  • 価格帯 ¥800,000 以上
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  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 7

作品について

石材は何億年という歳月の中で堆積され、時には隆起や陥没を繰り返し形成されたものです。私の創作の根底に通奏するのは、太陽、天地、海、山の発するエネルギーと、光や波や風の航跡と空間への憧憬です。月と池、書院と文人の意匠。 自分が生を受けた風土と時代に深く根ざしつつ、国と時代を超えて『普遍的な「なにもの」かに達している』というのが真の想像力を持つということだという思いから作硯しました。

作品詳細

  • 分野
  • 材質
    波板石(宮城県)
  • サイズ
    高さ 4.8 x 幅 18.5 x 奥行 26.5 cm
  • 発表年
    2015
  • 限定
    一点物

この作品の技法

(すずり)

硯は、筆を使って文字を書くための墨をする用具で、墨をすりながら心を落ち着かせる大切な文房具でもあります。材料の石から硯となる形に大まかに切り出し、長い柄のノミを使って、墨をするたいらな部分や墨がたまるくぼみを彫って形を作ります。完成した形に漆やロウを塗って仕上げます。
山梨県の雨畑石(粘板岩)や山口県の赤間石(輝緑凝灰岩)、愛知県の鳳来寺石(頁岩、粘板岩)などが代表的な石です。

この作品の入選情報

  • 第62回 日本伝統工芸展 (2015)
  • 入選
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写真:書画方硯「洗月」
書画方硯「洗月」 五代 名倉鳳山
販売済