五代 名倉 鳳山
- 硯
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価格帯
¥800,000 以上
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 7
オーダー制作、購入可能な作品の確認など
- 分野硯
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技法硯
- 活動拠点愛知県
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所属日本工芸会正会員
愛知県新城市指定文化財保持者
(公社)日本工芸会理事
(公社)日本工芸会東海支部幹事長
(公社)日本工芸会諸工芸部会副幹事長
C B Cクラブ会員
略歴
- 1953愛知県新城市(旧鳳来町)に四代鳳山(正康)長男として生まれる
- 1972愛知県立旭丘高等学校美術科卒業
- 1977東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
- 1980東海伝統工芸展入選(以後も入選を重ねる)
- 1981第28回日本伝統工芸展入選(以後も入選を重ねる)
- 1982瀬戸工芸会グループ展(名古屋三越) 以後グループ展・企画展多数
- 1983第1回伝統工芸第七部会展入選(以後も入選を重ねる)
- 1988日本工芸会正会員となる
- 1992四代鳳山と共に親子展(名古屋丸栄・豊橋丸栄)
- 1997個展(岐阜髙島屋・名古屋丸栄)
- 1999第30回東海伝統工芸展から審査員となる
個展(名古屋丸栄) - 2001第17回伝統工芸第七部回展審査員
- 2002第18回伝統工芸第七部会展審査員
- 2003五代鳳山襲名
個展(名古屋丸栄・豊橋丸栄) - 2004第51回日本伝統工芸展監査委員
- 2006個展(名古屋丸栄)
個展(愛知県新城市 鳳来館) - 2008第21回伝統工芸第七部会展から特待(招待)作家となる
第55回日本伝統工芸展監査委員
個展(名古屋丸栄)
個展(愛知県新城市 鳳来館) - 2011第23回伝統工芸第七部会展監査委員
- 2012個展(J R名古屋髙島屋)
個展(大阪髙島屋)
第59回日本伝統工芸展監査委員 - 2014第61回日本伝統工芸展より特待(招待)作家となる
- 2016個展 (大阪髙島屋 ジェイアール名古屋髙島屋)(名古屋 ギャラリー余白)
奈良薬師寺「平成の至寶100選」奉納 - 2017個展(金沢 G−WING’S gallery)
墨の世界 硯の美(名古屋 古川美術館為三郎記念館 特別企画)
平成の至寶展(奈良薬師寺食堂) - 2018個展(名古屋松坂屋)
第65回日本伝統工芸展監査委員 - 2019個展(大阪髙島屋 ジェイアール名古屋髙島屋)
- 2020個展(米子髙島屋)
日本の書200人展 〜東京2020大会開催を記念して〜 (国立新美術館)
愛知の工芸展(名古屋古川美術館) - 2021第68回日本伝統工芸展監査委員
作風
材料の石には、門谷近くで採れる金鳳石(きんぽうせき)、煙巌石(えんがんせき)、鳳鳴石(ほうめいせき)が使われ、この3種類の石で作られた硯を「鳳来寺硯」と呼んでいます。
先祖から受け継いだ技術の練摩と後進への伝承はもちろん、日本人の精神と美意識を表現する「心の器」として、硯を単なる書の道具はなく美術工芸品へ、さらには唐様式ではない和様式の新しい文化・芸術の領域へと価値を高めるべく、日々制作しております。
作家紹介
実用品を芸術品に押し上げた技術と伝統
硯(すずり)と聞いて、工芸品だと思う人は少ないかもしれません。しかし、その伝統的な実用道具に自身が学んだ造形技術を施し、芸術品へと高めたのが名倉鳳山です。中国の硯が評価を占める中、名倉の作品は日本の硯として初めて国に認められ、東京国立博物館に収蔵される快挙を成し遂げています。「墨をする道具」としての側面を保ちつつ、造形美も表現した「芸術品」へと硯のあり方を変えた名倉の功績は大きく、創造の進化はとどまるところを知りません。
受賞歴
- 1990第21回東海伝統工芸展 愛知県知事賞受賞
- 1991第7回伝統工芸第七部会展 日本工芸会賞受賞
- 1995第26回東海伝統工芸展 名古屋市長賞受賞
- 1996第27回東海伝統工芸展 中日賞受賞
- 1997第28回東海伝統工芸展 岐阜髙島屋賞受賞
第44回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞受賞
文化庁買上(東京国立博物館蔵) - 1999第21回都市文化奨励賞受賞
- 2003愛知県芸術文化選奨文化賞受賞
- 2007第21回伝統工芸第七部会展 日本工芸会賞受賞
- 2013第60回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞受賞
第33回伝統文化ポーラ賞 地域賞受賞
パブリックコレクション
- 東京国立博物館
- 奈良薬師寺
- シルクロードミュージアム(浜松)