楡木画飾箱
にれもくがかざりばこ 高さ 17.5 x 幅 13.0 x 奥行 31.9 cm / 2023年島田 晶夫 (しまだ あきお)
1971 -- 木竹工
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価格帯
¥100,000 - 1,300,000
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 2
少年時代に見た一枚の木版画の、その木目の美しさに感動と驚きを覚え、それ以来「木」という素材を使ったものづくりに邁進してきました。 素材の持つ自然の色、木目、そしてそれらを調和させる工夫を一心に考え制作しています。 特に見る角度を変えることで模様が立体的に見えるように木目を使うことを最大限に心掛けています。
作家の詳細を見る作品詳細
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分野木竹工
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材質楓、 楡、 神代楡
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サイズ高さ 17.5 x 幅 13.0 x 奥行 31.9 cm
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発表年2023
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限定一点物
この作品の技法
指物 (さしもの)
木目の組み合わせを考えて、木を正確に切ることが第一歩です。木を削ったり彫ったりして、つぎ手と呼ばれる凸と凹の部材をつくり、それらを直角に組み合わせて箱などの作品をつくります。金属のクギなどを使わないで組み立てることが、指物(さしもの)の特徴です。
木画 (もくが)
木画とは、数ミリの薄さに切り出した木材を長方形や三角形などのパーツにし、作品の胎(ボディ)となる板に貼り合わせて文様をつくる装飾技法です。多い時には1,000枚以上の小さなパーツを、木目がずれないように貼り合わせて文様をつくりだすこともあります。
受賞情報
- 第70回 日本伝統工芸展 (2023)
- 第70回記念賞
作家コメント
今回制作した「楡木画飾箱」は、北海道の冬の景色の美しさと厳しさを、楡の木を用いて表現したものです。冬の象徴でもある雪の結晶を、色味の異なる3種の楡材を使用し、試行錯誤しながら描きました。想像以上に時間がかかる作業で、完成した時には安堵の気持ちの方が強かったです。
この度の受賞で多くの方からお祝いのお言葉、ご助言を賜りましたことに深く感謝致しますと共に、さらなる精進を続けて参りたい所存です。
(日本工芸会 会報より)
