蒔絵箱「木洩日の熊谷草」
まきえはこ「こもれびのくまがいそう」 高さ 20.2 x 幅 27.1 x 奥行 14.2 cm / 2023年鬼平 慶司 (おにひら けいじ)
1973 -- 漆芸
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 4
作品詳細
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分野漆芸
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材質夜光貝、 玉虫貝、 卵殻
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サイズ高さ 20.2 x 幅 27.1 x 奥行 14.2 cm
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発表年2023
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限定一点物
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桐箱付属
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サインあり(作品、桐箱)
この作品の技法
蒔絵 (まきえ)
蒔絵は日本独自に発達した漆芸の代表的な技法で1200年ほど前から行われています。器の表面に細い筆を使って漆で絵を描き、その漆が固まらないうちに上から金の粉を蒔きつけて模様をあらわします。
この作品の受賞情報
- 第70回 日本伝統工芸展 (2023)
- 第70回記念賞
受賞コメント
はじめに、作品を見出して頂きました鑑査・審査の先生方に感謝申し上げます。熊谷草は絶滅危惧種で生育の難しい貴重な山野草です。木洩日の下で、ひっそりと咲く、凛とした佇まいの表現を心がけて制作しました。
一作り手が漆芸制作で食べていくことの難しさや現状の憂いを、儚いこの花と己自身を重ねて、今のタイミングで、この作品が生み出されたのかな、と感じております。今回の受賞を励みに心身ともに健康第一で微力を尽くしてまいります。
(日本工芸会 会報より)
