鬼平 慶司
- 漆芸
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価格帯
¥550,000 - 4,400,000
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 4
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- 分野漆芸
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技法蒔絵、螺鈿、乾漆、平文、漆絵、卵殻
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生年1973 -
- 活動拠点石川県
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所属日本工芸会正会員
重要無形文化財保持団体「輪島塗技術保存会」会員
略歴
- 1973石川県輪島市に生まれる
- 1991蒔絵師 熊野貞久氏に師事
- 1998石川県立輪島漆芸技術研修所蒔絵科卒業
- 1999東京国立博物館内 漆工修理室にて
国宝中尊寺金色堂内陣巻柱復元模造(宮城県立東北歴史博物館蔵)製作に従事 - 2000第17回 日本伝統漆芸展初入選 以後入選を重ねる
第47回 日本伝統工芸展初入選 以後入選を重ねる - 2009文化庁芸術団体人材育成支援事業(輪島塗技術保存会)蒔絵制作
- 2017第58回 石川の伝統工芸展 第一次鑑査委員 (同2022年第62回展)
- 2018「現代の漆芸」 展(石川県金沢市立安江金箔工芸館)
「URUSHI 伝統と革新」 展(石川県立美術館・そごう美術館・MOA美術館) - 2019創漆会展 (ジェイアール名古屋タカシマヤ美術画廊 ) [同2023年出品]
- 2021開館30周年記念特別展「メイド・イン・ワジマ 漆の時代」(石川県輪島漆芸美術館)
- 2022レクサス星が丘 ラウンジギャラリー (名古屋) にて 「鬼平慶司 蒔絵MAKIE」展
- 2023重要無形文化財保持団体「輪島塗技術保存会」会員となる
作風
蒔絵の技法は多岐にわたり 貴重な漆・金粉・螺鈿など さまざまの漆芸材料・技法を駆使して 創作表現をしています。
新しい漆・顔料などが開発されている近年、新しい技術を取り入れ 活かしてこそ 次の伝統に繋がるとの思いを強くしております。
工芸意匠を創作の基本に 作品の世界観や雰囲気を大切にして さまざまなモチーフやテーマを意欲的に制作していきたいと思っています。
作家紹介
変化を恐れず挑戦する作品づくり
2023 年に第70回の節目を迎えた日本伝統工芸展で、優秀賞の第70回記念賞を受賞した漆芸作家・鬼平慶司。鬼平は漆芸が盛んな輪島の地に生まれ育ち、長年日本伝統工芸展に出品を続けてきました。また蒔絵万年筆も手掛け、蒔絵の技を磨いています。伝統の蒔絵技法を大切にしながらも、新しい漆材料にも果敢に挑み、次世代へつなげる作品制作を続けています。身近な植物や風景をモチーフにした作品、さらに宇宙、極光、薄明光線を表現した天象文様の作品も制作し、常に変化を恐れず挑戦しています。
受賞歴
- 2004第21回 日本伝統漆芸展 「朝日新聞社賞」
- 2006第47回 石川の伝統工芸展 「金沢市長賞」
- 2011第52回 石川の伝統工芸展「金沢市長賞」
第58回 日本伝統工芸展 「日本工芸会奨励賞」 - 2018石川県文化奨励賞
- 2023第70回 日本伝統工芸展「第70回記念賞」