縠織着物「Garden」
こめおりきもの「がーでん」 2023年海老ヶ瀬 順子 (えびがせ じゅんこ)
1957 -- 染織
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 8
かつて公家の夏の衣装に用いられた縠織(こめおり)は紗の一種である。縠織の組織を基本に「絣」や「すくい」の技法も取り入れ、自由で新しい縠織の世界を表現してゆきたい。
作家の詳細を見る作品詳細
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分野染織
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材質絹
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発表年2023
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限定一点物
受賞情報
- 第70回 日本伝統工芸展 (2023)
- 日本工芸会会長賞
作家コメント
制作に行き詰まると庭の草引きに逃げ込むことがあります。何も考えずに手を動かしさえすればたちまち結果が出るので気分転換になるのです。ふと見ると見慣れた雑草の透き通るような若い緑に目が吸い込まれ、この色を生かした着物をと考えました。今作「Garden」は縠織に四角く切り取った「すくい」の技法で若草色を生かすよう引き算を繰り返しミニマルな構成にまとめました。
この受賞で織と向かう覚悟を新たに精進していく所存です。
(日本工芸会 会報より)
