乾漆蒟醬箱「薄明」
かんしつきんまはこ「はくめい」 高さ 12.0 / 径 26.8 cm / 2022年- 漆芸
- 価格帯 お問合せください
- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 12
作品について
蓮の花は日の出とともに咲き始めるので、早朝に観賞する蓮はみずみずしくとても美しいです。この作品は蓮の葉をモチーフに、朝焼けの時間を色彩で表現しています。
色漆の層が重なる独特の表情が蒟醤の魅力です。
その斑文が生み出す趣深い風景を楽しんで頂ければと思います。
作品詳細
-
分野漆芸
-
サイズ高さ 12.0 / 径 26.8 cm
-
発表年2022
-
限定一点物
この作品の技法
乾漆 (かんしつ)
粘土で形を作り、その形を石こうで型にします。型に麻布を必要とする厚さに漆で貼り重ねて、型からはずして形を作ります。その後、さらに漆を塗って仕上げます。
麻の繊維は漆がしみこむと強くなるので、丈夫で自由な形を作るのに適しています。
蒟醤 (きんま)
模様の彫り方は、線で彫る、点で彫る、またはそれらを組み合わせた彫り方の大きく3種類があり、蒟醤剣という特殊な彫刻刀を使います。
この作品の入選情報
- 第39回 日本伝統漆芸展 (2022)
- 入選
