彫漆千都構想精油箱

ちょうしつせんとこうそうせいゆばこ 高さ 10 x 幅 30 x 奥行 13 cm / 2012年
¥2,200,000 (税込み・送料別)

ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。

  • 漆芸
  • 価格帯 ¥10,000 - 10,000,000
    Info

    ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。

    閉じる
  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 10

作品について

作品名に有るように、精油を収納する箱を作りました。
江戸時代には盛んに香を収納する箱が作られていました。
現代生活においても香合以外に香りを収納する箱が、あってもいいのではないかと考え、制作しました。
精油瓶の寸法を測り、5本単位で合計40本の瓶が収納できるようにしました。
材料は栃の虎杢を使い摺り漆で仕上げました。
箱の構造は中央に仕切りをつけ左右に計8個の丁番を使いました。
デザインはここ数年鳥瞰図をテーマにして、江戸時代から現代までのモチーフを表現して来たので、今回は近未来の鳥瞰図にしました。
いままでと同じく、組紐を使い堆漆板の中にマグネットを入れ、留具にしました。デザインは旧帝国ホテル玄関の一部を参考にしました。

作品詳細

  • 分野
    漆芸
  • 材質
    漆、 麻布、木曾檜
  • サイズ
    高さ 10 x 幅 30 x 奥行 13 cm
  • 発表年
    2012
  • 制作期間
    6ヶ月
  • 限定
    一点物

この作品の技法

彫漆 (ちょうしつ)

素地に色漆を何十回も塗り重ねて厚い漆の層を作ります。その層に、彫刻刀で彫り込んで模様を表現する技法を彫漆といいます。

この作品の入選情報

  • 第59回 日本伝統工芸展 (2012)
  • 入選
写真:彫漆千都構想精油箱
彫漆千都構想精油箱 石原 雅員
¥2,200,000

ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。