分野 | 陶芸 |
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発表年 | 2022 |
サイズ | 高さ38 x 幅33.5 x 奥行33.5 cm |
展覧会 | 第65回日本伝統工芸中国展 |
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青磁・青瓷
青磁とは、鉄分を含んだ釉薬が還元炎(焼成時に酸素の供給を抑えた状態の炎)によって、薄い青緑色に発色した陶磁器のことをいいます。磁土でつくられたものを青磁、陶土でつくられたものを青瓷と区別することもあります。
坂本 章 Akira Sakamoto
青瓷の制作技術を独学し、作品の表現性は中国・北宋時代の青磁を理想としながらも他とは違う自分の青瓷表現を創り出すという強い思いから素地土や釉薬の調合などに独自の工夫を凝らしている。中井窯での民藝陶器制作で培われた技術を基盤として青磁の伝統的表現性に新しい要素を加えながら独自の造形と釉調に昇華させた作品は柔らかく洗練された美感が表現されている。