坂本 章
- 陶芸
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価格帯
¥300,000 - 800,000
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 7
オーダー制作、購入可能な作品の確認など
- 分野陶芸
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技法青磁・青瓷
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生年1965 -
- 活動拠点鳥取県
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所属日本工芸会正会員
鳥取県指定無形文化財「陶芸」保持者
日本陶芸美術協会会員
略歴
- 1965鳥取県鳥取市河原町に生まれる
- 1983中井窯二代目 父・實男に師事
- 1995日本民藝館展 入選、以後入選多数
- 1997第14回日本陶芸展 入選、以後連続入選
- 2004鳥取県伝統工芸士 認定
- 2012第59回日本伝統工芸展 入選、以後入選多数
- 2013第1回陶美展 入選、以後入選多数
- 2015日本工芸会正会員 認定
- 2017第7回菊地ビエンナーレ展 入選、以後連続
現在形の陶芸 萩大賞展Ⅳ(造形作品展) 入選、以後連続 - 2019現在形の陶芸 萩大賞展Ⅴ(茶陶作品展) 入選
- 2020日本陶磁協会奨励賞 中国・四国展 入選
- 2021第1回笠間陶芸大賞展 入選
- 2023鳥取県指定無形文化財「陶芸」保持者 認定
作風
青瓷の制作技術を独学し、作品の表現性は中国・北宋時代の青磁を理想としながらも他とは違う自分の青瓷表現を創り出すという強い思いから素地土や釉薬の調合などに独自の工夫を凝らしている。中井窯での民藝陶器制作で培われた技術を基盤として青磁の伝統的表現性に新しい要素を加えながら独自の造形と釉調に昇華させた作品は柔らかく洗練された美感が表現されている。
作家紹介
自由な発想で新たな青瓷を追求
陶芸家の坂本章は、民藝の窯元として広く知られる因州・中井窯の3代目。30代で日本民藝館展の最高賞である日本民藝館賞を受賞するなど民藝の頂点に立った坂本は、40代半ばで伝統工芸の世界への挑戦を決意。現在は民藝の職人と青瓷(せいじ)作家の二刀流で制作をしています。作家としては、種類の異なる釉薬を重ねる掛分という技法を青瓷に取り入れ、ほかにはない自分の表現を追求。国内最高峰の作家の作品が集う公募展で入選や受賞を重ね、2023年には鳥取県が指定する無形文化財「陶芸」保持者に認定されました。今はまだ発展途上だと語る坂本。常識にとらわれず、試行錯誤を重ねながら挑戦を続ける姿に、多くの人々が注目しています。
受賞歴
- 1996日本民藝館展 奨励賞
- 2001日本民藝館展 日本民藝館賞
- 2005第18回日本陶芸展 優秀作品賞・毎日新聞社賞
- 2006川上顕彰会 川上奨励賞
- 2009第52回日本伝統工芸中国支部展 鳥取県知事賞
- 2010第53回日本伝統工芸中国支部展 鳥取県知事賞
- 2013第22回日本陶芸展 優秀作品賞・毎日新聞社賞
第56回日本伝統工芸中国支部展 NHK広島放送局長賞 - 2014第39回鳥取市文化賞
- 2015第23回日本陶芸展 特別賞・TOTO賞
- 2017第60回日本伝統工芸中国支部展 鳥取県知事賞
- 2018第61回日本伝統工芸中国支部展 岡山市長賞
- 2020第63回日本伝統工芸中国支部展 日本工芸会賞
パブリックコレクション
- 大阪日本民芸館
- 豊田市民芸館
- 鳥取県立美術館