白磁水氷文角器
はくじすいひょうもんかくき 高さ 27.6 x 幅 32.0 x 奥行 32.0 cm / 2021年北川 智浩 (きたがわ ともひろ)
1967 -- 陶芸
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磁器素材を用い、主に白磁と桃白磁(とうはくじ)の仕事をしています。白磁は北海道の冬の自然(氷柱、氷、雪など)をモチーフに、より冷涼でシャープな形を求めています。桃白磁と名付けた技法<白磁素地に金属を象嵌し、その金属と釉薬が焼成での反応を経てピンクとグレーを発色する>では、柔らかく温か味のある作品を目指しています。
作家の詳細を見る作品について
(1)作品名の「水氷」とは、水から氷、氷から水への動きを意味する 水氷文様は、私が磁器素材に特性を生かすべく、さらには降雪地域である北海道での制作ということから発案した表現方法で、氷柱(つらら)をモチーフにし、よりシャープで新たな“かたち”に取り組んでいるシリーズ。 氷柱は寒さの中、その表面を水が伝っていくことで太く長くなっていくのですが、その際、竹の節のような凹凸ができる。この作品では溶けていく氷ではなく、凍って長くなってく際の氷柱をモチーフとした。 (2)造形について 器の外側は“影のない“面”から影を持つ“線”への移行をいかに違和感なく仕上げるかを心掛けた。 同様に、底部の『四角』から『三角』の面取りと線彫を経由して、上部の『円形』にいかに違和感なく移行させ、最後に口をそらせることで、もう一度『線』から『面』に移行し、さらに天への広がりを求めた。
作品詳細
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分野陶芸
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材質磁器土
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サイズ高さ 27.6 x 幅 32.0 x 奥行 32.0 cm
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発表年2021
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限定一点物
この作品の技法
白磁 (はくじ)
白磁は、陶磁器の原料になる岩石を粉にしてできた白色の粘土に透明な釉薬をかけてつくります。中国・宋時代の代表的なやきもので、日本でも江戸時代初頭から九州の有田地方で制作が始まりました。色絵や染付の素地としても用いられています。
入選情報
- 第61回 東日本伝統工芸展 (2021)
- 入選