金銀彩水指 游ぐ月

作品について

白磁で本体を作り、透明上絵を下地とし金銀の上澄（厚箔）を複数回に渡って焼き付けております。
見込みには白蝶貝のような質感のラスターの上絵を施しています。
湖水に浮かぶ月の光がゆらめく様子をイメージした文様と、湖水に漂う光と水の動きを共蓋で表現いたしました。

作品詳細

• 分野
  陶芸
• 材質
  磁器土、金上澄、銀上澄、プラチナ液、銀泥
• サイズ
  高さ 23.4 / 径 17.3 cm
• 発表年
  2019
• 桐箱
  付属
• サイン
  あり
• 取り扱い方法
  銀彩の硫化による変色が生じる場合があります。
  取扱いと手入れの説明書付き

この作品の技法

金彩／銀彩 (きんさい／ぎんさい)

金や銀の泥（金箔を粉末にして溶いたもの）、箔などで、無地の下地や釉薬の上に模様を施し、窯に入れて焼付ける技法。金彩、銀彩は下地の絵の具の焼付け温度よりも低い温度で焼付け、その表面を磨いて艶を出します。