木芯桐塑漆塗「歩」
もくしんとうそうるしぬり「あゆみ」 高さ 41.0 cm / 2021年ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
井上 楊彩 (いのうえ ようさい)
1952 -- 人形
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 9
作品について
技法:木芯桐塑胡粉漆塗り
木を芯に桐塑で造形、和紙を地貼りして胡粉を塗る。肌は上塗り胡粉を幾重にも塗り重ねて透明感を出し、衣裳は赤漆を塗り立て仕上げ、金泥で花びらを描く。
コロナ渦を危惧して外出を控える日々、外を颯爽と歩きたい。その気持ちを作品に映す。
十代の女性をイメージする。デフォルメした体の線は赤漆で若さを表現。
波打つ裾さばきで軽やかさを表し、金泥で描いた花びらは風を表す。観る人に爽快感が伝われば嬉しい。
第68回日本伝統工芸展 鑑査委員出品
作品詳細
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分野人形
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サイズ高さ 41.0 cm
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発表年2021
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限定一点物
この作品の技法
桐塑人形 (とうそにんぎょう)
桐塑人形は、桐塑という桐の木の粉に、のりを混ぜて粘土状にしたものを桐の木の芯につけて形を作ります。また、やわらかいうちは自由自在に形を変えることができるので、いろいろな形を作ることができます。後で形にくるいが出ないように、よく乾燥させることが大切です。
この作品の入選情報
- 第68回 日本伝統工芸展 (2021)
- 入選

ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。