本体を船に見立てて光の反射を考え太く深いカットをした。
蓋は青い色ガラスを使い波模様をカットして波間の光の反射を表現した。
分野 | ガラス |
---|---|
サイズ | 高さ7.0 x 幅38.0 x 奥行12.0 cm |
材質 | 身は透明ガラス 蓋は青のフリットガラスを使た生地 |
-
切子(カットガラス)
回転するグラインダーにいろいろな形の砥石やダイヤモンドホイールをつけて、器の形に作ったガラスの表面に押し当てて、幾何学模様や曲線を削り出します。細かい砥石で模様を整え、みがきあげて完成します。江戸切子、薩摩切子が知られています。
氣賀澤 雅人 Masato Kigasawa
日本の伝統工芸品である江戸切子・薩摩切子や海外のカットグラスなどの復刻の経験を活かし、特に厚みのあるガラス素材に深くカットすることで、ガラス特有の魅力である光の反射・映り込みを意識した作品制作をしています。