水面のさざ波がキラキラしてるさま。
ガラスを重ねることで見る角度によっても変わる、奥行きのある表情をめざした。
周囲は手擦りならではのやわらかな曲線でうねりを表現。
分野 | ガラス |
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発表年 | 2020 |
サイズ | 高さ4.5 x 幅46.1 x 奥行39.8 cm |
材質 | 透明とグレーの板ガラス、プラチナ粉、ダイクロ粉 |
展覧会 | 第67回日本伝統工芸展 |
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切子(カットガラス)
回転するグラインダーにいろいろな形の砥石やダイヤモンドホイールをつけて、器の形に作ったガラスの表面に押し当てて、幾何学模様や曲線を削り出します。細かい砥石で模様を整え、みがきあげて完成します。江戸切子、薩摩切子が知られています。
渡邊 明 Akira Watanabe
主な技法は切子であるが、複数枚の板ガラスの間に金粉、色ガラス粒などを加えて加飾を施し電気炉で融着させて、ガラスの中にも光の文様のある素地をつくる、積層という独自の手法を用いている。