陶彫彩色「凌雪」 トウチョウサイシキ「リョウセツ」
- 人形
- 2020年発表
- 高さ32.0 cm
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¥2,200,000
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
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風雪に耐える霊峰富士を人に見立てた作品で、日本列島は古代より地震、台風、津波、などの災害を乗り越えて人々は生きて来ました。その強さを能楽の翁の姿で表現しています。降り積もる雪と風に耐え凛として座す人、衣装は黒の大口袴に黒の胡粉で松の置き上げ、灰色の狩衣に同色の胡粉置き上げ彩色、小袖には白岩胡粉で雪の結晶文様の置き上げ彩色、金線で雲の置き上げ彩色、降り積もる雪は白岩絵の具の彩色です。
分野 | 人形 |
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発表年 | 2020 |
サイズ | 高さ32.0 cm |
材質 | 陶土、胡粉、和紙 |
展覧会 | 第67回日本伝統工芸展 |
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彩色
胴体のうえにいろいろな絵の具で直接描きます。
中村 信喬 Shinkyo Nakamura
人形の世界には必ずストーリーが有るので物語を感じて見て欲しいです。人々の願いを形にしたものが人形であるので、言葉や物より後世に伝えることが分かり易く大切に子どもや孫に受け継いでもらいたいと思います。