乾漆蒟醬箱「洗礼」 カンシツキンマハコ「センレイ」
- 漆芸
- 2020年発表
- 高さ10.5 / 径27.4 cm
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¥748,000
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
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ちょうどコロナ禍で日本伝統工芸展自体の開催が不明確な中、制作しました。
世界中がコロナという洗礼を受ける中、生き物たちは生きるためにコロナなど関係なく活動し、命を繋いでいる。飛び立つ鷺を見てそう感じました。
コロナが終わりを迎えて新しい時代に突入する、夜明け前のような今、この状況を嘆いて塞ぎ込むのか、光を見出して飛び立つのか、自分たちで選べるという思いです。
分野 | 漆芸 |
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発表年 | 2020 |
サイズ | 高さ10.5 / 径27.4 cm |
展覧会 | 第67回日本伝統工芸展 |
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乾漆
粘土で形を作り、その形を石こうで型にします。型に麻布を必要とする厚さに漆で貼り重ねて、型からはずして形を作ります。その後、さらに漆を塗って仕上げます。
麻の繊維は漆がしみこむと強くなるので、丈夫で自由な形を作るのに適しています。 -
蒟醤
模様の彫り方は、線で彫る、点で彫る、またはそれらを組み合わせた彫り方の大きく3種類があり、蒟醤剣という特殊な彫刻刀を使います。