堆漆象嵌幾何学文箱

ついしつぞうがんきかがくもんはこ 高さ 23.0 x 幅 29.0 x 奥行 14.0 cm / 2020年
¥2,200,000 (税込み・送料別)

ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。

  • 漆芸
  • 価格帯 ¥10,000 - 10,000,000
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  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 10

作品について

今回の作品は最近用いている堆漆象嵌の技法を使い、アラビアの幾何学文様デザインを現代的に表現してみました。今回新たに堆漆板に蒟醤の技法を使い紋様を表しました。白、朱、緑などを中心に塗り重ねた堆漆番板を厚さ1.5ミリにスライスし、貼り合わせます。素地に象嵌した後、蒟醤の技法を使いアラビア紋様を黒漆で表しました。文様の中心には白蝶貝、黒蝶貝を象嵌しています。
堆漆板と黒漆の対比により複雑な表現ができたと思います。箱の中の3段の器には楓に黒漆を使い摺り漆にて仕上げています。
昨年アブダビのイベントに参加して多くのカルチャー文化の違いを感じました。そしてはるか昔、やがてシルクロードを経て日本に入る文化を想像しながら壮大なモスクの壁、天井、床などに大理石により施されていた、アラベスク文様の印象を黒漆、色漆、厚貝、楓の木目で表現してみました。

作品詳細

  • 分野
    漆芸
  • 材質
    木曽檜、麻布、漆、白蝶貝、黒蝶貝
  • サイズ
    高さ 23.0 x 幅 29.0 x 奥行 14.0 cm
  • 発表年
    2020
  • 限定
    一点物
  • サイン
    あり

この作品の入選情報

  • 第67回 日本伝統工芸展 (2020)
  • 入選
写真:堆漆象嵌幾何学文箱
堆漆象嵌幾何学文箱 石原 雅員
¥2,200,000

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