截金硝子掛絡香合「〇△□」
きりかねがらすからこうごう「まるさんかくしかく」 高さ 2.2 / 径 8.6 cm / 2019年山本 茜 (やまもと あかね)
1977 -- 截金
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 4
ガラスとガラスの間に截金を施し、融着して截金の文様を閉じ込める。 截金(金箔や銀箔・プラチナ箔を数枚焼き合わせ、細く直線状に切ったものを筆と接着剤を用いて貼り、文様を表現する技法)を、透明な「ガラス」の中に浮かべ、空間に独立させた【截金ガラス】を用いて作品を制作。 ガラスの中を浮遊する截金は、ガラスの反射・屈折という光学的特性により、万華鏡のように無限の文様を描き出す。
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分野截金
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サイズ高さ 2.2 / 径 8.6 cm
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発表年2019
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限定一点物
この作品の技法
截金 (きりかね)
もともとは仏像などを美しく飾るための技法でしたが、現代では飾箱等の工芸作品がつくられています。
截金作品のつくり方は、まず、金を薄く紙のようにのばしてつくる金箔を、炭火で焼いてはり合わせ、厚みを出します。はり合わせた金箔を竹の刀で線や四角・三角などに細かく切ります。
筆を使い、模様の形に金箔をはって完成します。
入選情報
- 第66回 日本伝統工芸展 (2019)
- 入選