毎年、椿の花の季節にスケッチしながらいろいろな事を感じます。ある年、花を観ながら一日の陽の動きと時間の流れをすごく
感じた事がありました。「この時の流れも作品の中で表現できないものか」この想いの答えがこの作品にあります。
陽の移りは、葉の部分を白と黒、ネガとポジで表現し、咲き誇っていた椿の生命を感じてもらいたいと創りました。
分野 | 陶芸 |
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発表年 | 2019 |
サイズ | 高さ22.7 / 径37.2 cm |
材質 | 白土 |
展覧会 | 第66回日本伝統工芸展 |
受賞 | 日本工芸会総裁賞 |
望月 集 Shu Mochizuki
自然の魅力から受ける感動を基に心に素直に感じた面白味をテーマに制作しております。土ものの上に長石釉を施し、その他に鉄絵や赤絵・色絵・金彩などの技法を用いて表現した作風が代表的です。