堆漆象嵌小札文小簞笥

ついしつぞうがんこざねもんこだんす 高さ 24.0 x 幅 27.0 x 奥行 19.9 cm / 2017年
¥2,200,000 (税込み・送料別)

ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。

  • 漆芸
  • 価格帯 ¥10,000 - 10,000,000
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  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 10

作品について

今回の作品は最近用いている堆漆象嵌の技法を使い、鎧のデザインを現代的に
表現してみました。鎧の技術に使われている小札を糸で縫い付けて全体を装飾
する表現が美しく、小札の部分を堆漆に置き換え箱の側面上面に鎧の全体像を
デフォルメしました。小札のパーツはできる限り小さくすることにより、鎧の
緻密さを表すことができました。色調は3種類同系色を使い源義経所用の鎧と伝わる
国宝、赤絲威鎧をイメージしました。
本体の形状は側面が凹面になり上面が凸面になる非常に複雑な形状になっており
素地制作に協力いただいた木工作家の藤井さんの技術があってのことです。
箱の中の2段の器には楓の白木を使い表のデザインと楓の自然な木目の対比により
それぞれの美しさが強調されています。

作品詳細

  • 分野
    漆芸
  • 材質
    漆、 麻布、木曾檜
  • サイズ
    高さ 24.0 x 幅 27.0 x 奥行 19.9 cm
  • 発表年
    2017
  • 制作期間
    6ヶ月
  • 限定
    一点物

この作品の入選情報

  • 第64回 日本伝統工芸展 (2017)
  • 入選
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写真:堆漆象嵌小札文小簞笥
堆漆象嵌小札文小簞笥 石原 雅員
¥2,200,000

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