孝史

乾漆存清箱「瀬戸の夕凪」 カンシツゾンセイハコ セトノユウナギ

  • 漆芸
  • 2016年発表
  • 高さ14.7 x 幅34.8 x 奥行17.8 cm
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分野 漆芸
発表年 2016
サイズ 高さ14.7 x 幅34.8 x 奥行17.8 cm
展覧会 第63回日本伝統工芸展

  • 乾漆

    粘土で形を作り、その形を石こうで型にします。型に麻布を必要とする厚さに漆で貼り重ねて、型からはずして形を作ります。その後、さらに漆を塗って仕上げます。
    麻の繊維は漆がしみこむと強くなるので、丈夫で自由な形を作るのに適しています。

  • 存清・存星(ぞんせい)

    文様を色漆で描いたあと、存清剣(ぞんせいけん)で文様の輪郭を彫ったり毛彫りをほどこす表現と、蒟醤(きんま)技法をほどこしたあと、輪郭彫りや毛彫りを加える表現があります。彫漆・蒟醤とともに高松を中心に技法が伝えられています。

孝史 Takashi Tsuji

写真:辻 孝史

曽祖父から三代に渡る、香川では数少ない蒔絵師の家に生まれ育った私は、自然に高校・短大と漆芸の道に進みました。それを誰より喜んでくれた父を病で亡くした後、太田儔(ひとし)先生に師事させて頂き、籃胎蒟醤(らんたいきんま)を学びました。 その中で自分は、父の彩色蒔絵と太田先生の籃胎技法を融合させた独自の作品を作ることが、生涯の課題だと思うようになりました。