楠造拭漆卓
くすづくりふきうるしたく 高さ 27.0 x 幅 105.0 x 奥行 73.0 cm / 2015年荒木 寛二 (あらき かんじ)
1952 -- 木竹工
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 11
私は黒田辰秋先生(人間国宝)の作品から受けた感動と出会いを胸に木工芸の技術を習得し、日本伝統工芸展を中心に創作活動を行っています。 木材を素材に生活の中で使われ、心に潤いや安らぎを与えてくれる家具・工芸品の制作をしています。主に指物、刳物、あるいはそれらを合体した技法で形成し、仕上げは主に拭漆仕上げを行います。 何十年・何百年と生き続けていた木の生命力や重圧感、そして表情豊かでそれぞれの個性を持つ美しい木目や色、材質感など木という素材の持っている自然な美しさを引き出し、活かした作品を作るよう心がけています。つまり、木の命を蘇らせるのが私の仕事であります。
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分野木竹工
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サイズ高さ 27.0 x 幅 105.0 x 奥行 73.0 cm
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発表年2015
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限定一点物
この作品の技法
拭漆 (ふきうるし)
拭漆とは、木地の表面に薄く漆を塗って仕上げる技法です。へらなどで漆を塗って綿布で摺り込み、余分な漆を和紙やきれいな布で拭き取ります。この工程を何度も繰り返すことで、木目がくっきりとし木肌も深みを増します。
入選情報
- 第62回 日本伝統工芸展 (2015)
- 入選