荒木 寛二 あらき かんじ

  • 木竹工
  • 1952 -
荒木 寛二

私は黒田辰秋先生(人間国宝)の作品から受けた感動と出会いを胸に木工芸の技術を習得し、日本伝統工芸展を中心に創作活動を行っています。
 木材を素材に生活の中で使われ、心に潤いや安らぎを与えてくれる家具・工芸品の制作をしています。主に指物、刳物、あるいはそれらを合体した技法で形成し、仕上げは主に拭漆仕上げを行います。
 何十年・何百年と生き続けていた木の生命力や重圧感、そして表情豊かでそれぞれの個性を持つ美しい木目や色、材質感など木という素材の持っている自然な美しさを引き出し、活かした作品を作るよう心がけています。つまり、木の命を蘇らせるのが私の仕事であります。

所属 日本工芸会正会員
富山県工芸作家連盟、砺波市美術協会
  • 1952 富山県砺波市に生まれる
  • 1987 黒田辰秋先生(木工芸、人間国宝)の作品に感動
    先生の指導により、木工芸の世界に入る
  • 1983 日本伝統工芸富山展 初入選 以降連続出品
  • 1988 日本伝統工芸木竹展 初入選 以降連続出品
  • 1991 (社)日本工芸会正会員に認定される
  • 2002 個展 荒木寛二「木工芸」展 砺波市美術館
  • 2004 個展 荒木寛二「木工芸」展 日本橋三越本店
  • 2005 個展 荒木寛二「木工芸」展 北日本新聞砺波支社

  • 1988日本伝統工芸富山展 日本工芸会賞
  • 1989日本伝統工芸富山展 日本工芸会賞
  • 1994日本伝統工芸木竹展 日本工芸会賞
  • 1999となみ野美術展(砺波市美術館)大賞 砺波市買上
  • 2008日本伝統工芸富山展 富山県知事賞
掲載作品 4