桐塑彩色「目覚めの刻」
とうそさいしき「めざめのとき」 高さ 33.0 x 幅 20.0 x 奥行 16.0 cm / 2015年井上 楊彩 (いのうえ ようさい)
1952 -- 人形
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 9
①創作の源はあくなき好奇心と探求心にある。それに空想と妄想が加味されて、テーマが生まれ、形と色がついてくる。 ②人形は人の形をしているがどこか絵空事であってほしい。できれば楚々として美しく、可愛らしく、ずーっと傍に置いてもらえるような作品を作りたい。 ③素材は木芯桐塑が多いが、場合によっては貼り抜きや木彫も手がける。 ④仕上げの技法は紙貼りや布貼り、最近は岩彩や漆による彩色等、が多くなってきた。 ⑤漆を始めたきっかけは何といっても耐久性に富んでいる点である。自身が朽ちた後も、作品が変わらぬ姿で残ってくれる事を願っている。
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技法:木芯桐塑彩色
木を芯に桐塑で造形。和紙で地貼り、胡粉を塗り磨く、を繰り返す。仕上げは岩(がん)彩(さい)の岩(いわ)紫(むらさき)を撒き、その上から金粉を撒いて夜明けを表している。
桐塑人形を作り始めて20年が過ぎ転換期を迎えていた頃、試行錯誤を繰り返した末に生まれた作品である。
内なる心の目覚めを表現した。
作品詳細
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分野人形
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サイズ高さ 33.0 x 幅 20.0 x 奥行 16.0 cm
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発表年2015
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限定一点物
この作品の技法
受賞情報
- 第62回 日本伝統工芸展 (2015)
- 日本工芸会会長賞
