鍛銅花器「入日」
たんどうかき「いりひ」 高さ 18.0 x 幅 24.5 x 奥行 21.0 cm / 1996年大角 幸枝 (おおすみ ゆきえ)
1945 -- 金工人間国宝 (重要無形文化財保持者)
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価格帯
¥50,000 - 8,000,000
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 6
作品について
1枚の銅板を鉄鎚と当金を用いて成形した花器に、槌目模様で波を表し、夕日に映える雲と波を金とプラチナの布目象嵌で表現しました。海面に日の沈む光景を金属の色で再現しています。
作品詳細
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分野金工
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サイズ高さ 18.0 x 幅 24.5 x 奥行 21.0 cm
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発表年1996
この作品の技法
鍛金 (たんきん)
木台の凹部の上で、板状の金属を木づちでたたいて曲げます。そのあと当金といういろいろな形の鉄の棒を木台にさし、だんだんと形を作ります。ひとつの作品ができあがるまでには何万回もたたきます。
象嵌 (ぞうがん)
金属の表面に模様を彫り別の金属を嵌めこんで、それぞれの金属の色や質感のちがいによって模様を表現します。
打ち出し (うちだし)
金属の板をいろいろな鏨を使って、表裏の両面から何回も打つことによって立体的な形をつくります。できあがった形はもり上がりが高いものと、ブローチや着物の帯どめ金具のような低いものがあります。
