砂子風炉先屏風「夜明け」
すなごふろさきびょうぶ「よあけ」長岡 由美子 (ながおか ゆみこ)
1967 -- 砂子
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 2
作品詳細
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分野砂子
この作品の技法
砂子 (すなご)
砂子とは砂のように細かくした金箔や銀箔などを、竹筒に網を張った振筒で振り掛けて模様を描く伝統技法です。
動物の皮などを加工して作られる膠(にかわ)液を塗った紙の上に砂子を蒔き、和紙で軽く押さえて接着させます。
砂子は平安時代末頃から絵巻物や写経など書物の装飾技法として用いられているといわれ、江戸時代には屏風や襖絵などにも使われてきました。現代でも襖の装飾のほか、お茶席で使う風炉先屏風などの工芸作品にその技法が用いられています。
