乾漆蒟醤箱「朝露」
かんしつきんまばこ「あさつゆ」 高さ 8.5 x 幅 28.5 x 奥行 28.5 cm / 2015年北岡 道代 (きたおか みちよ)
1977 -- 漆芸
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価格帯
¥500,000 - 700,000
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 8
作品について
作品は水辺に張った蜘蛛の巣に朝露(水滴)がひっそり輝く様を表現しています。
金色に見えるところは水辺の水の流れを彫って表し、水滴は一粒ずつ彫っています。
彫ったところに漆を埋めて研ぎ出す「蒟醤」という、香川県独自の技法で制作しています。
作品詳細
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分野漆芸
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サイズ高さ 8.5 x 幅 28.5 x 奥行 28.5 cm
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発表年2015
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限定一点物
この作品の技法
乾漆 (かんしつ)
粘土で形を作り、その形を石こうで型にします。型に麻布を必要とする厚さに漆で貼り重ねて、型からはずして形を作ります。その後、さらに漆を塗って仕上げます。
麻の繊維は漆がしみこむと強くなるので、丈夫で自由な形を作るのに適しています。
蒟醤 (きんま)
模様の彫り方は、線で彫る、点で彫る、またはそれらを組み合わせた彫り方の大きく3種類があり、蒟醤剣という特殊な彫刻刀を使います。
この作品の入選情報
- 第32回 日本伝統漆芸展 (2015)
- 入選
