紅木紫檀木画箱
こうきしたんもくがのはこ 高さ 9.7 x 幅 31.0 x 奥行 11.0 cm / 2002年三浦 信一 (みうら しんいち)
1958 -- 木竹工
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価格帯
¥1,000,000 - 5,000,000
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 4
正倉院の御物に感銘を受け木工芸作品製作を始める。以後、研究を重ねた結果として和木・唐木にこだわらず、また加飾材料として金属・象牙・染角等を取り入れ、作品製作に取り組む。 作風は、伝統的な意匠を基に現代的なデザインを試みている。
作家の詳細を見る作品について
欅の柾目板の本体に紅木・象牙・柘植・黒柿・染角・金・銀等で木画にして膠で張り付ける。作品内部も柘植を中心とし、木画の細線を象嵌している。仕上げは素材の色が損なわれないように拭き漆を施す。
作品詳細
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分野木竹工
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サイズ高さ 9.7 x 幅 31.0 x 奥行 11.0 cm
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発表年2002
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桐箱付属
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取り扱い方法直接、空調のあたる場所には置かない。
照明の光を近くからあてないようにする。
埃等は、濡れた布では拭かないようにする。
この作品の技法
指物 (さしもの)
木目の組み合わせを考えて、木を正確に切ることが第一歩です。木を削ったり彫ったりして、つぎ手と呼ばれる凸と凹の部材をつくり、それらを直角に組み合わせて箱などの作品をつくります。金属のクギなどを使わないで組み立てることが、指物(さしもの)の特徴です。
木画 (もくが)
木画とは、数ミリの薄さに切り出した木材を長方形や三角形などのパーツにし、作品の胎(ボディ)となる板に貼り合わせて文様をつくる装飾技法です。多い時には1,000枚以上の小さなパーツを、木目がずれないように貼り合わせて文様をつくりだすこともあります。
