献保梨拭漆寄木象嵌の箱

けんぽなしふきうるしよせぎぞうがんのはこ 高さ 11.5 x 幅 30.1 x 奥行 16.6 cm / 2025年
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  • 木竹工
  • 日本工芸会展覧会で6回受賞
  • 価格帯 ¥2,000,000 以下
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作品について

私が木工芸作品制作を始めた原点の一つに正倉院の宝物との出会いがあります。昨年秋に開催された正倉院展で見た「沈香木画箱」の印象と、正倉院宝物(裂等)の色合いを感じて作った唐木の寄木を重ね合わせ、今回の作品を制作しました。拭漆仕上げの中に木地の象嵌(木画)を入れる工程は大変根気と集中力が要る作業でした。

作品詳細

  • 分野
    木竹工
  • 材質
    献保梨・枳椇
  • サイズ
    高さ 11.5 x 幅 30.1 x 奥行 16.6 cm
  • 発表年
    2025
  • 限定
    一点物

この作品の技法

木象嵌 (もくぞうがん)

木象嵌は作品の胎(ボディ)を彫り、違う種類の木や金属、貝などを嵌め込んで模様をつける装飾技法です。

拭漆 (ふきうるし)

拭漆とは、木地の表面に薄く漆を塗って仕上げる技法です。へらなどで漆を塗って綿布で摺り込み、余分な漆を和紙やきれいな布で拭き取ります。この工程を何度も繰り返すことで、木目がくっきりとし木肌も深みを増します。

この作品の受賞情報

  • 第20回 伝統工芸木竹展 (2025)
  • MOA美術館賞
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写真:献保梨拭漆寄木象嵌の箱
献保梨拭漆寄木象嵌の箱 市川 正人
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