堆漆象嵌佐韋河の厨子
ついしつぞうがんさいかわのずし 高さ 26.0 x 幅 25.0 x 奥行 11.0 cm / 2024年ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
石原 雅員 (いしはら まさかず)
1960 -- 漆芸
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価格帯
¥10,000 - 10,000,000
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 10
作品について
石原雅員(いしはらまさかず)(さぬき市)
『古事記』を題材にした作品です。佐韋河は、神武天皇の皇后である伊須気余理比売命の家の近くを流れる川で、神武天皇が家を訪ねた際、周囲に咲き誇っていた笹百合の古名『佐韋』にちなんで名付けられました。
扉の把手には、咲き誇る百合が彫られています。川は、漆を塗り重ねた堆漆板を重ねて矢羽根の形にし、向きを変えて象嵌することで表現されています。色の選定と重ね方は何度も思案され、青を基調に緑などの指し色を用いて120回塗り重ねられています。神話の舞台となった川のせせらぎが聞こえるような作品です。
作品詳細
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分野漆芸
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材質漆、 檜・桧、 麻布、 顔料
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サイズ高さ 26.0 x 幅 25.0 x 奥行 11.0 cm
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発表年2024
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制作期間8ヶ月
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限定一点物
この作品の技法
彫漆 (ちょうしつ)
素地に色漆を何十回も塗り重ねて厚い漆の層を作ります。その層に、彫刻刀で彫り込んで模様を表現する技法を彫漆といいます。
この作品の入選情報
- 第71回 日本伝統工芸展 (2024)
- 入選

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