沈金箱「波の華」
ちんきんばこ「なみのはな」 高さ 8 x 幅 24 x 奥行 24 cm / 2024年水尻 清甫 (みずしり せいほ)
1954 -- 漆芸
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価格帯
¥1,000,000 以上
Info
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閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 4
作品詳細
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分野漆芸
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サイズ高さ 8 x 幅 24 x 奥行 24 cm
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発表年2024
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限定一点物
この作品の技法
沈金 (ちんきん)
塗り上がった漆面に、のみや刀と呼ばれる刃物で模様を線や点で彫ります。彫ったみぞに金箔や細かい金粉をすりこむので、細くて繊細な模様が表現できます。
この作品の受賞情報
- 第41回 日本伝統漆芸展 (2024)
- MOA美術館賞
受賞コメント
海中と海上をテーマに、描いてきましたが、今回は、初めての十六角器物に能登の冬の海、波の華を表現。蓋の表は銀象嵌技法、波の線の太さを変えて彫り、点彫と曲線彫で、グラデーションを表現しました。側面の華文は、波の華の変幻で蒔絵と沈金の技法で、親側面は白金と銀地で青海波は沈金彫で描き、全体に白と黒のモノトーンで表現、白金と銀を使う事で、冬の能登の海、荒波に咲く、波の華を表現した。十六角器物にまとめました。
(日本工芸会 日本伝統漆芸展図録より)
