沈金(ちんきん)について

沈金の作家・作品 鳥毛 清

沈金の説明

塗り上がった漆面に、のみや刀と呼ばれる刃物で模様を線や点で彫ります。彫ったみぞに金箔や細かい金粉をすりこむので、細くて繊細な模様が表現できます。600年ほど前に中国大陸から伝わった技法です。
点や線で彫った部分に金箔や金粉を入れると、金色の強くかがやく模様になります。金の代わりに銀を入れると沈銀、朱の色を入れると沈朱といいます。