乾漆蒟醬箱「瑠璃藤花」
かんしつきんまばこ「るりとうか」 高さ 14.0 x 幅 27.0 x 奥行 12.2 cm / 2023年北岡 道代 (きたおか みちよ)
1977 -- 漆芸
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価格帯
¥500,000 - 700,000
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 8
作品詳細
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分野漆芸
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材質麻布、 金粉
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サイズ高さ 14.0 x 幅 27.0 x 奥行 12.2 cm
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発表年2023
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限定一点物
この作品の技法
乾漆 (かんしつ)
粘土で形を作り、その形を石こうで型にします。型に麻布を必要とする厚さに漆で貼り重ねて、型からはずして形を作ります。その後、さらに漆を塗って仕上げます。
麻の繊維は漆がしみこむと強くなるので、丈夫で自由な形を作るのに適しています。
蒟醤 (きんま)
模様の彫り方は、線で彫る、点で彫る、またはそれらを組み合わせた彫り方の大きく3種類があり、蒟醤剣という特殊な彫刻刀を使います。
この作品の受賞情報
- 第70回 日本伝統工芸展 (2023)
- 日本工芸会新人賞
受賞コメント
自然が作る景色は最高のプレゼントだと常々感じていますと、愛媛県西条市の観音堂で柔らかな陽射しに照らされた藤の花が硝子のように輝く景色に出会えました。自分が見て心奪われた景色を作品に表現することで、作品に触れた方の心に何かしら温かさや幸せを感じていただけたら、それが自然への恩返しになっているように近年感じます。その循環を生み出せるこの仕事ができる事、環境、今回賞を頂けました事、全てに感謝いたします。ありがとうございました。
(日本工芸会 会報より)
