調 喜美子

しらべ きみこ 1957 -
  • 木竹工
  • 価格帯 ¥450,000 - 1,000,000
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  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 3

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    • 分野
      木竹工
    • 技法
      編物
    • 生年
      1957 -
    • 活動拠点
      山口県
    • 所属
      日本工芸会正会員
    調 喜美子

    作家紹介

    編みと組みで見せる独自の美

    竹工芸における初の人間国宝、生野祥雲斎を輩出した大分県で竹工芸と出会い、竹工作家の道に進んだ調喜美子(しらべきみこ)。日本伝統工芸展をはじめ数々の伝統工芸展で入選を重ねているほか、第43回山口伝統工芸展(2020年)及び、第46回山口伝統工芸展(2023年)では日本工芸会山口支部長賞を受賞しています。調は生野の弟子である田辺幸竹斎に長年師事。伝統的な竹工芸の編み・組みの技法を学んだほか、勝城蒼鳳(人間国宝)からは把ね編みの技法も学びました。現在はそれらの技法を組み合わせて独自の表現に挑戦し、さらなる美しい竹工芸に期待が集まります。

    作風

    縄目菱差し編みに取り組んでいます。最近ではこの編みに「鎧」をかけた技法で作っています。この編みは内側から見たときのひごの影が美しく、そこを見てもらいたく、ここ2年は口を広げた形にしています。
    束ね編みも取り組んでいる技法です。2017~2018年に勝城蒼鳳先生から学んだこの技法を使って盛籠を作り、2020年に山口伝統工芸展で支部長賞をいただきました。
    師匠田辺幸竹斎が生野祥雲斎から学んだ櫛目編みという技法も続けて作っており、新たな形にしたいと思っています。

    略歴

    • 1957
      山口県出身、在住
    • 1988
      大分県に居住(~2019)
      転居した大分県で竹工芸を知り、田辺幸竹斎(生野祥雲斎の弟子)に師事
      以来活動を続ける
    • 2017
      日本工芸会による重要無形文化財「竹工芸」伝承者育成研修会に参加
    • <入選歴>
      日本伝統工芸展 3回入選
      伝統工芸木竹展 2回入選
      西部伝統工芸展 12回入選
    • 家族の転勤で住んだ大分県で竹工芸を知り、工芸の道に進みました。
      年に1回公募展に出品するというところから始まり、ゆっくりと活動を続けてきました(20年以上)。
      再び、家族の転勤で山口にもどり、自宅で創作しています。

    受賞歴

    • 2008
      くらしの中の竹工芸展 別府市長賞
    • 2015
      くらしの中の竹工芸展 光雲斎賞
    • 2016
      くらしの中の竹工芸展 光雲斎賞
    • 2019
      西部伝統工芸展 (用と美の部)鶴屋百貨店賞
    • 2020
      山口伝統工芸展 支部長賞
    • 2023
      山口伝統工芸展 支部長賞
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