神農 巌
- 陶芸
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価格帯
¥50,000 - 3,000,000
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 5
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- 分野陶芸
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技法青磁・青瓷
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生年1957 -
- 活動拠点滋賀県
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所属日本工芸会正会員
滋賀県指定無形文化財保持者
日本工芸会常任理事
滋賀県陶芸の森評議員
秀明文化財団評議員
略歴
- 1957京都府に生まれる
- 1980近畿大学 卒業
- 1981京都市立工業試験場窯業本科 修了
- 1982京都府立陶工職業訓練校 卒業
- 1983京都市立工業試験場窯業専攻科 修了
- 1987滋賀県大津市にて築窯独立
- 1992現代京都美術工芸展 招待出品(京都府京都文化博物館/京都)
- 1995「滋賀の工芸・伝統のやきもの」展 招待出品(滋賀県立近代美術館/滋賀)
- 2002世界巡回展「現代陶磁器展」招待出品(出品作買い上げ 外務省国際交流基金)
- 2003「現代韓日陶芸」展 招待出品(錦湖美術館/ソウル市)
第17回日本陶芸展入選(出品作買い上げ 兵庫陶芸美術館/兵庫)
日本工芸会正会員認定 - 2005「湖国を彩るやきもの」展 招待出品(滋賀県立陶芸の森/滋賀)
- 2006「素材×技術からフォルムへ」展 招待出品(茨城県つくば美術館/茨城ギャラリーヴォイス/岐阜)
「現代陶芸への招待 ー日本とヨーロッパー」展 招待出品(兵庫陶芸美術館/兵庫) - 2010京都市立芸術大学工芸科 非常勤講師(~13´)
- 2011「現代陶芸の地平を拓く」展 招待出品(兵庫陶芸美術館/兵庫)
- 2012アーティスト・イン・レジデンス招待(滋賀県立陶芸の森/滋賀)
第59回日本伝統工芸展 鑑査委員(以後、62・65・67回) - 2013「新時代のやきものへの挑戦!」展 招待出品(滋賀県立陶芸の森/滋賀)
日本工芸会理事就任
滋賀県指定無形文化財保持者指定 - 2014「工芸からKOGEIへ」展 招待出品(東京国立近代美術館工芸館/東京)
「わざの美ー現代日本の工芸」展 招待出品(外務省国際交流基金/シンガポール)
「菊池寛実賞 工芸の現在」展 招待出品(菊池寛実記念智美術館/東京)
「青磁のいま」展 招待出品(~15’)(東京国立近代美術館工芸館 その他巡回)
第19回「岡田茂吉賞」展 招待出品(MOA美術館/静岡) - 2015マイヤーガーデン 買い上げ(アメリカ ミシガン州)
第62回日本伝統工芸展鑑査委員
菊池寛実賞 工芸の現在展出品(菊池寛実智美術館) - 2016現代陶芸展(茨城県陶芸美術館/茨城)
「日本陶磁協会歴代受賞作家展」(札幌芸術の森美術館/北海道)
「近代工芸と茶の湯Ⅱ」展(東京国立近代美術館工芸館/東京) - 2017「平成の至寶八十三選」奉納(薬師寺/奈良)
第20回「岡田茂吉賞」展 招待出品(MOA美術館/静岡) - 2018第65回日本伝統工芸展鑑査委員
- 2019第21回「岡田茂吉賞」展 招待出品(MOA美術館/静岡)
第25回日本陶芸展 招待出品 - 2020「神農巌 ー堆磁 生命の根源、そして祈り」(兵庫陶芸美術館/兵庫)
「青か、白か、 ー青磁×白磁×青白磁」(茨城県立陶芸美術館/茨城)
「湖国滋賀の陶芸展」(滋賀県立陶芸の森 陶芸館/滋賀)
「工藝2020 ー自然と美の形ー」(東京国立博物館 表慶館/東京)
日本工芸会常任理事就任
第67回日本伝統工芸展鑑査委員
作風
磁土を泥漿(でいしょう)にして、筆で幾度も塗り重ねる手法、これを私の造語で「堆磁(ついじ)手法」と定義して、造形表現をしています。
線文を堆磁し造形表現をした、青磁・白磁・青白磁が作風の主になっております。
堆磁手法を用いたラインを、内面から口縁部をなめて外面へと施し、内外の装飾を関連付けて、堆磁が単なる表面装飾に留まる事なく、造形としての一体化を意識し制作しています。
私が作品作りの上で、意識していることは、緊張と緩和をもたせたフォルムや堆磁のラインによる静と動の表現、、また、ボディにほのかに醸し出される光と影と言った、相対する二面的要素を対比させつつ、それらの融合と言うものを追求し、制作しています。
作家紹介
洗練を重ねる青磁に見る新たな可能性
神農巌が陶芸家を目指すきっかけとなったのは、中国青磁との出合いからでした。淡いけれど深い、透明感あふれる青さを自分でも作り出したいと、大学卒業後から本格的に陶芸を学び評価を獲得。作品は国内外の展覧会に出品され、各地の美術館にも多数収蔵されています。 琵琶湖の近くにアトリエを構え、水の動き、湖や空の青さといった自然から受けるインスピレーションを作品に反映しながら、生命の根源をテーマに制作しています。筆で塗れるほど緩く仕上げた磁土(泥漿 でいしょう)を塗り重ねる独自の手法“堆磁(ついじ)”で描かれた模様は、まるでDNAの螺旋のよう。造形美と装飾とが一体となった、神農ならではの美しいフォルムへと結実させます。
受賞歴
- 1994京都工芸ビエンナーレ1994展 優秀賞 受賞
- 2004第33回日本伝統工芸近畿展 滋賀県教育委員会長賞 受賞
第1回菊池ビエンナーレ 優秀賞 受賞 - 2006第35回日本伝統工芸近畿展 滋賀県教育委員会長賞 受賞
- 2009第56回日本伝統工芸展 朝日新聞社賞 受賞
- 2011第58回日本伝統工芸展 日本工芸会会長賞 受賞
- 2012紫綬褒章 受章
大津市文化特別賞 受賞
綾部市篤志者 受章
第7回パラミタ陶芸大賞展大賞 受賞 - 2013第23回秀明文化賞 受賞
- 2015日本陶磁協会賞 受賞
- 2016滋賀県文化賞 受賞
パブリックコレクション
- 宮内庁
- 文部科学省
- 外務省国際交流基金
- 兵庫陶芸美術館
- 茨城県陶芸美術館
- 滋賀県立陶芸の森
- MIHO MUSEUM
- 綾部市
- 大津市
- パラミタミュージアム
- 菊池寛実智美術館
- マイヤーガーデン
- 薬師寺